紙おむつ。
文字通り『おむつ』なので、どんどん排泄物(はいせつぶつ)吸収しちゃうぞ!と思いきや、
特に得意なものがあるようだ。
今回は得意分野で大活躍の、おむつの勇姿を見てみることにしよう。
紙おむつは何を吸うのが得意なのか
液体。
身体から出るものを吸うんだけど、
弱酸性とか弱アルカリとか。
中性も得意。
そこらへん、目立った好き嫌いは無い様子。
主に尿を吸うよう設計されているけれど、
水に放り込んでもぐんぐん吸っている。
おむが頑張った姿
吸えるなら どこまでも吸おう 全力で
そんな適当川柳でも飛び出しそうなくらい、
おむつはいつでも全力投球。
吸って、吸って、吸いまくる。
サイドギャザーが横モレを防ぎ、
パルプ部分が表層から中層に引き込み、
吸水ポリマーが吸った水分を閉じ込める。
まさに鉄壁の連携。
連携がうまくいくと、
吸水層が大きな種類のもの(1000ml=1リットル近く吸うもの)で、
厚さ4mm程度の吸水層が、
どどん!と、厚さ45mm(4.5cm)。
どこの座布団かと思うくらいの厚みになる。
吸って、吸って、巨大化するわけだ。
こんな感じで。
黙々と吸ってると、こんなに成長する。
お尻の下に こんなのがあったら…座りづらい&歩きにくくて仕方ないだろうな。
(こうなる前に交換しよう。そうしよう。)
吸収が得意じゃないものは?
何でも吸いそうな紙おむつだけど、
苦手なものもある。
- 水みたいに流れないもの。
- 粘りがあるもの。
- 固形物が混ざっているもの。
いわゆる、お腹の調子が悪いときの便。
あとは血液。
吸わないことも無いけれど、
尿ほど吸い込みパワーを発揮できないんだ…。
と、いうことで。
使い捨て尿とりパッドや紙おむつは、
実は尿以外は全力吸収とはいかない。
紙おむつが吸うのを苦手とするモノと理由は別の機会に触れるとして、
今回は、これだけ覚えてもらえるとうれしいな。
何でも吸うように見える紙おむつでも、吸うのに得意なものがある!
(もちろん、苦手なモノもある。)
毎日接するおむつだからこそ、上手に使いこなしてほしいな。
健闘を祈ってる!(*゚∀゚*)