外ではきちんとしていても、
家に帰れば
「散らかっている」、「足の踏み場が無い」
片付ければいいと分かっていても、
時間が無いし、どうすればいいか分からない。
業者に頼めばいいんだろうけど、お金が無い。
人に頼むなんて…自分でどうにかしたい。
そんな気持ちで悩んでいる暇があったら、片付けの第一歩。
進め!足の踏み場がある家へ!
散らかった家。どこから手をつける?
片付けたい。
でも、できない。
片付けを始めてみるものの、終わりが見えない片付かない。
あきらめてしまうまえに、ちょっと落ち着こう。
何故、その家は足の踏み場が無いのか。
理屈を考えても仕方ないが、これだけは言える。
必要なものと不要なものが混ざっているからだ。
ゴミをとにかく拾ってゴミ袋へ
片付いていない…と考える暇があったら、
ゴミ袋を装備。
足元や手の届くところのゴミを
片っ端から拾ってゴミ袋に投入。
ぽいぽいぽいぽいぽい!
いっぱいになったら、口を縛る。
ほら、ゴミ袋がひとついっぱいになった!
仕分けから…と考えていたら、進まない。
ココを読むと言うことは、
足の踏み場が無いんでしょ?
仕分ける場所がないのに、仕分けようとしても遭難(※)する。
(※遭難=片付け断念の意。)
あなたがゴミだと思う物だけ見つけて、
とにかく除去。
除去。
除去!
戦略的にゴミと戦う:ゴミ除去は玄関から始める
ゴミ除去は、玄関から。
風水がどうこうではなく、
ゴミを排出する道を作っておくということ。
玄関に空きスペース確保しつつ、
廊下…部屋…と、ゴミを集め、できたゴミ袋を玄関に集める。
ゴミを速やかに排出できる道を作れば、
モノを避けながら歩かなくて良くなり、効率的に進む。
いや、まずは○○の整理から…とか言っちゃう人。
そんなこと言ってるから今まで片付け進んでないんじゃないの?
別の整理が厳禁と言うより、
まず不要なものを除去することで空間を確保するのが目的ということだけ、覚えておいてほしい。
ゴミ除去と仕分けは別のタイミングで実行だ
人間は、たくさん判断すると疲れちゃう生き物。
そんな人間が、
アレの整理やって、ゴミ拾ってまとめて、コレの整理…
明らかな不要物を集めてまとめる作業と違って、
どちらも「捨てる」に区分できないモノに対して、必要か必要でないかを判断する。
今まで出来ていなかった人が、頑張る。
大量のゴミと混在した、要るのか要らないのか判断尽きかねるモノに挑む。
取り組もうという気持ちと気合いは素晴らしいけれど、
遭難(※)するからやめといたほうがいい。
(※片付け断念)
ただでさえモノを溜めてしまった人が、
突然モノの仕分けに目覚めるのは奇跡に近い。
初めの1時間頑張っても、終わりまでもたないから。
そして、事象は違えど、人間はたくさん判断すると疲れる生き物だから。
要る・要らないの判断をたくさんすることで、疲れるのは正しい反応。
最後までやり抜くためには、そのための戦略が必要ということ。
散らかった環境への慣れから卒業しよう
あとは、もうひとつ。
視界にたくさんモノが目に入ってくると、
あなたの脳は真面目に認識しようとする。
ましてや、片付け。
片付けは普段と違う視点で見るので、全部認識してやるぜ!と脳も頑張っちゃう。
判断が簡単なゴミを捨てることで、家の中のモノの総量を減らす。
これだけでも、脳に入ってくる情報が減るし、
ゴミが無い環境に慣れるため、認識の変化が起こる。
変化が起こると、
全部必要だと思い込んでいたモノが、
要らない・捨てることも選択肢にいれつつ、冷静に判断できるようになる。
散らかった環境に慣れきった自分の認識から、卒業しよう。
掃除用具・収納用具を買うのはまだ早い
第一段階は、ゴミ出し。
家の中から、明らかな不要品を追い出す作業。
あ、収納用具買わなきゃ…は、厳禁!
モノが多すぎて整理できてなくて、
やっとのことで、第一歩のゴミ出したというのに、
また増やすんか。
この段階で必要なのは、
ゴミ袋
これは、けちってはいけない。
弾切れになると作業が止まる。
どうせ使うので、多めに用意して損は無い。
(20~40枚程度で様子を見つつ買い足しが賢い)
あと、ゴミの分別表があるとはかどる。
(インターネットで地元自治体を調べるか、近所のゴミ捨て場で確認)
黙々と作業した者が勝利する
要らないものを捨てる。
この段階でのミッションを端的に表すと、上の1行のみ。
あれこれ悩んでいる暇があったら、手を動かすといい。
この難関に勝利する者は、黙々と作業を続けた者だ。
合言葉
まず捨てろ。話はそれからだ。
あなたの健闘を祈る。