『杖で歩けるようになったばかりだけど、
そのうち杖を忘れてスイスイ歩けるようになりたい!』
少しずつでも動いて感覚を取り戻す頑張りやさんも、
歩けるようになりたいと言ったモノの、雨降って自宅待機、今日は腰が痛いから自宅待機……3日坊主系のお友達も。
みんな、買った杖のメンテしようぜ!?
…というか、
杖先ゴム、ボロッボロ君が多いぞ!
ちょっと最近危ないヒトが多かったので、
この場ででっかい声で言っちゃうよ。
おさらい:杖をつくたび、足下からカチカチ音がするときは
物静かに支えてくれている杖が、急にカチカチ鳴りだしたら要注意。
留めパーツを締め忘れているうっかりご主人へ、杖がお知らせしていたり、
ご主人様…もう…これまでです…と杖の最期の悲鳴だったり。
杖から音が聞こえてしまう原因は複数あるんだ。
まずは原因の確認から始めてみてね。
杖先ゴムで、こんな症状は要注意
杖の先に付いている、杖先ゴム。
いつも触れる握り部分と違って、足元部分のパーツだから、どうしても気づきにくい部分ではある。
杖先ゴムの交換タイミングの目安
杖を実際に使いこなすお友達からは、こんな声をよくいただくんだ。
杖先ゴム、交換が必要なのは なんとなく分かっているけれど、いつ・どんなときに交換するのか分からない
そうそう!分からないんだよね!と思ったお友達のために、交換の目安を紹介するので、ぜひ参考にしてほしいな。
- 杖先ゴムに細かいひび割れ
- 杖先ゴムの底に刻まれている溝が、削れてなくなっている
- 杖先ゴムが一方向だけ削れて、底面がナナメになっている
- 杖先ゴムが裂けている
- 杖先ゴムの中の金属が見えるほど削れている(カンカン、ガリガリ音)
杖先ゴムを交換したい!新品のゴムはどこで売ってるの?
おすすめは、杖も売っている実際の店舗。
杖の先ゴムは本当にたくさんサイズや種類があるので、
サイズを測ってもらって、杖にあったものを選んでもらおう。
杖先ゴムの交換は、自分でするにはちょっと大変。
交換もしてもらえるお店を選ぶと安心だね。
お店によっては、交換しながら杖のメンテナンスチェックもしてくれるので、
杖本体が実は曲がってて危なかった!などの、普段使いでは気づきにくい危険を発見してくれるので、本当にオススメなんだ。
『あの~、杖先ゴムの交換もしてほしいんです。交換ってお金かかりますか?』
こんな感じでお店に声をかけてみよう。
杖先ゴムのサイズや形状が分かっていて、自分で交換できるとき
杖先ゴムは、自分で交換できるんだ。
(交換はちょっっっっと、力仕事なんだけれども。)
ぜひ挑戦したい!というお友達は、杖先ゴムを実際の店舗で買ってもいいし、インターネットで注文しても買えるよ。
ただし、インターネットで買うときは
- サイズや種類を間違えないこと
- 交換できる人が居ること
インターネットのお店で杖先ゴムを買ったけど、杖に付けられない!何で買ったのに交換してくれないの!と、買ったお店に言われても困るので、ココ注意だよ。
杖先ゴムを交換したいけど、古いゴムが外せないときの対処法
新しい杖先ゴムを用意した。
さぁ自分で交換するぞという場面で、
古い杖先ゴムが抜けない!ということも。
心配しなくても大丈夫。よくある話し。
使っているときに抜けないように、ぎちぎちに装着してあるので、
杖先ゴムが杖から抜けないくらいでちょうど良いんだ。
話しは戻して、交換のときに抜けないのは困る。
がんばって引っこ抜くのも一つだけど、
古い杖先ゴム、変質して杖にぺったりくっついていることも多い。
そういうときは、カッターナイフなどで少しずつ削る。
ケガしないように、
杖先ゴムの差し込み口のほうから少しずつゴムを削っていくと、外しやすくなるよ。
- 杖先ゴムを杖から外すときは、力がいる
- 抜けないときは、カッターナイフなどで少しずつ削っていくと外れやすくなる
(カッターナイフの歯が折れないように、削るときはかつおぶしくらいの薄さを意識)
どちらの方法も、ケガしないように注意だ!
そうそう、肝心なこと。
杖先ゴムを杖から外すときは、新しい杖先ゴムを用意してからにしよう。
頑張って外しても、付けるゴムが無いと杖が使えないぞ!
杖先ゴムのまとめ買い保管は大丈夫?
杖先ゴムは、小さなゴム製部品。
特に、めったに行かないお店だと、予備に…と買っちゃう気持ち、すごく分かる。
インターネットショップだと送料かかるし、ポチッとしたくなるのも、とっても分かる。
でも、杖先ゴムのまとめ買いは、オススメしない。
とてもしっかり歩いて、
杖先ゴムを半年以内のペースで交換するような人は問題ないけれど、
杖先ゴムって、大半の人の使い方では、そんなに早く減らない。
点検オススメは1年周期だけど、
点検時に『杖先ゴムが傷む前に交換しとこう』というお友達が大半。
傷んでいなければ、そのまま使い続けて…3年経ってもまだ減っていない場合もあるんだ。
ここで悩む、予備の個数の話。
付けている杖先ゴムが割れた時の予備とかで、1個や2個程度なら良いけれど、
予備10個ある!これで10年近く安心だよ!とはならないよ。
10年経ったら、杖先ゴムのゴム成分が変質している可能性がある。
硬くなったり、ヒビ割れたり…保管状況にもよるけれど、
備え大事!買っておいとけば安全だね!とは言えないんだ。
とれたて旬の食材は美味しくて身体に良いというけれど、
杖先ゴムも、なるべく買いたての新しいものを使ってほしいな。
- 杖先ゴムはの交換用予備は、1個か2個で。
- たくさん買っても、使わなかったら変質してしまう
まとめ:ここまでの注意点のおさらい
杖先ゴムの交換だけでも、小さなコツや注意点がたくさん出てきたので、まとめ。
小さなポイントを1つずつクリアすることで、杖を上手に使ってほしいな。
まずは、杖先ゴムの交換目安。
- 杖先ゴムに細かいひび割れ
- 杖先ゴムの底に刻まれている溝が、削れてなくなっている
- 杖先ゴムが一方向だけ削れて、底面がナナメになっている
- 杖先ゴムが裂けている
- 杖先ゴムの中の金属が見えるほど削れている(カンカン、ガリガリ音)
次に、杖先ゴムの交換しようと思ったときにオススメの方法。
杖も売っている実際の店舗に、杖先ゴムの新品を買ったときに交換を依頼する。
杖の先ゴムは本当にたくさんサイズや種類があるので、
きちんとサイズを測ってもらって、杖にあったものを選んでもらおう。
インターネットで買うときの注意点。
- サイズや種類を間違えないこと
- 交換できる人が居ること
杖先ゴムを自分で交換するときの注意点。
- 杖先ゴムを杖から外すときは、力がいる
- 抜けないときは、カッターナイフなどで少しずつ削っていくと外れやすくなる
(カッターナイフの歯が折れないように、削るときはかつおぶしくらいの薄さを意識)
どちらの方法も、ケガしないように注意だ!
そうそう、肝心なこと。
杖先ゴムを杖から外すときは、新しい杖先ゴムを用意してからにしよう。
頑張って外しても、付けるゴムが無いと杖が使えないぞ!
これで最後。杖先ゴムの交換用予備を買うときの目安
- 杖先ゴムはの交換用予備は、1個か2個で。
- たくさん買っても、使わなかったら変質してしまう
さいごに:1つずつ注意点クリアで大丈夫
今回は、たっぷり注意点やポイントを紹介してきたけれど、
こんなに覚えられない…
不安になるのも、もっとも。
でも、大丈夫。
今日、確実に覚えてほしいことは、
杖先ゴムは、交換が必要。
そろそろ交換かなというときに、
あらためて他の注意点を1つずつ確かめるペースで大丈夫だよ。
杖先ゴムは縁の下の力持ち。
たまにでいいので、ちょっとだけ、気にかけてもらえるとうれしいな。
それでは良き杖ライフを!