大は小を兼ねる。
良い言葉。
でも、おむつには当てはめたらダメ。
兼ねてもいいけど、
モレたときの掃除&洗濯と、モレないための当てかた技術をマメに駆使することが前提。
今回はそんな話。
おむつは『大は小を兼ねない』。ジャストサイズが命
おむつ選びはイロイロあるけど、
メーカー比較だ通気性だと言ってるうちは甘い。
甘すぎる。
どんなに高性能おむつでも、
サイズが合わなきゃ意味がない。
モレた!このメーカーだめだわ!
…ホイホイと次に移る前に、サイズ。
サイズだけは確認してほしい。
大きいおむつを使うと、どうなる?(大きくても、いいじゃない!)
大きいということは、フィット感がどうしても落ちてしまう。
フィット感が落ちると…
- ズレやすくなり、
- モレやすくなる。
ズレて、モレたら、おむつの存在意義を問われそうだけど、おむつのカバー範囲外だと無理。
ズレ・モレの確率は格段に上がる。
勘違いしないでほしいのは、
サイズ違いごときで、おむつの吸水性能に差は出ない。
吸う相手に当たってなければ吸えないんだ。
どこかの吸引力が変わらない掃除機でも、ゴミのところまで吸い込み口を持っていくでしょ!?
吸う相手(尿)に出会ってこそ、おむつは本気出す。
おむつのサイズチェックのポイント
おむつのサイズチェックのポイントは、
- 腹周り。お上品に言うと、ウエストサイズ。
- お尻周り。お上品に言うと、ヒップサイズ。
入らなかったら困るから~と、
要らぬ心配して、ワンサイズ上げたの選ぶのはダメ。
サイズ選びの目的は、
おむつの吸水面を身体にバッチリ当てるため。
意外とジャストサイズでも、おむつの基本スキル『伸縮性』でどうにかなる。
よくズレたり、モレたりするなら、もしかして、サイズが大きめかも?
気になる人はサイズの見直しを考えてみてね。
尿とりパッドを併用するときも『とりあえず大きいサイズ』はダメ!
とりあえず大きめ選んどけばどうにかなるよ!
…は、家か車かにしておいてね。
尿とりパッドとおむつを組み合わせて使うときも、
これはダメ。
もともとのサイズが合ってたのかを確認するほうが先。
合っている前提で進めちゃうと、ズレとモレが深刻になっちゃうよ?
最後に:どうしても、サイズが大きすぎるおむつを使いこなすには
サイズが大きすぎるおむつのストックがあった。もったいないから使いたい。
ようやく手に入ったおむつが、大きすぎた。
こんなこともあって当然。
大きすぎるおむつは『使えない』のではなく、
おむつがジャストサイズのときよりフィットしないので、
手動での微調整がいつも以上に必要ということ。
最後に、どうしてもサイズが大きすぎのおむつを使う必要がある場面で
気をつけるポイントをあげておこう。
- 股まわりのスキマを作らないように、姿勢が変わるたびに留め直す。
- モレてもすぐに片付けられるよう、防水シーツ・使い捨てシーツを使う。
間違っても、
尿とりパッド重ねまくりのぐるぐる巻きにするのは逆効果!
(余計にスキマができてモレる。)
大きすぎるサイズのおむつを使いこなすには、
ジャストサイズより、調整の腕と手間が必要。
でも、不可能ではないよ。
1つずつ、スキマを作らないように調整していこう!