普通に歩いてても、車や自転車を運転していても、
なかなか気づかない、歩道の凸凹(でこぼこ)。
日本ったら、
狭いとこに道作って
歩道まで頑張ってこしらえるもんだから、
…………狭いわ!(゚Д゚)クワッ
怒っても文句言っても仕方ないじゃない。
とりあえず敵(凸凹)を観察してみよう。
段差と側溝のフタ(つまずく&小さい車輪を捕獲)
筆者はたまに車いすの試乗なんてしちゃったりするんだけど、
だいたい、前輪が側溝のフタにはまる。(はまりに行く)
ガコって。
乗ってる方はバランス崩してギャー!!だよ?
コントみたいに騒ぐから笑われてるけど、
不意打ちは怖い。
本物のユーザーだったら、もっとコワイよね。
ちなみに、杖の先っぽもはまるよ。
がっつり突いた!
支えた!
…と思いきや、穴だの段差の境目だので、支えにならずに転倒。
一つめをクリアしても、網目の方向が違う二つめが逃がさない。
段差低めの優しさ設計に見せかけといて、油断ならない存在。
溝だの段差だのには充分注意しよう!
カッコよく並べたブロック(ガタガタ振動攻撃)
その昔、鶴丸は頸椎付近の靱帯(背骨というか首の筋)を痛めたことがあった。
肩こりが急速進化したうえに、何かトドメでもさしたんだと思う。
そのとき、少しの振動でも痛んだ。
歩く姿は茶柱。
そろ…そろ…と20歩頑張っては、痛みで立ち止まって2分休むペース。
車に乗って移動?
冗談じゃない。
健康だと何でも無い、車内の揺れ。
当時の自分にとっては、車も自転車も電車も…あと、路面のガタガタすら無理だった。
そんなダークな思い出装備だと、
カッコ良くブロック並べて
おしゃれに決めちゃってる歩道を見ると、
ガタガタガタガタガタガタ…と、ちょっとトラウマ。
※ブロック敷き詰めてるところって、
雨が多かったり
街路樹が近いと、
ブロック下の土が流されたり、
街路樹の生命力爆発で根っこがモリッと出てきたり…
一つ一つのブロック下の高さが変わるもんだから、
上のブロックも高さ変わったり、斜めになっちゃったり。
長い目でみると、ガタガタ危険エリアだったりする。
つま先を上手に上げて歩きづらくなってる すり足さんや、
ケガか何かで 路上のガタガタが響いて身体にダメージ負っちゃう人からすると、
カッコつけ歩道は、
平らかつ美しく見えるだけに、隠れたデンジャラスゾーン。
歩道がナナメ(歩道の左右高低差。横に倒れる!)
あと、最大の敵は歩道がナナメ。
車いす、歩行器、シルバーカー、ベビーカー、台車…。
車体に重みのある状態で、横からひっくり返しに来てる感じ。
歩道ナナメは
車輌の進入口に多いけど、
傾斜がゆるかったら、まだいいんだ。
歩道が狭くて傾斜が大きいと、
操作する人がうまく支えられなかったときに、側方転倒。(横向きにひっくりかえる。)
倒れなかったとしても、
操作している車体が、傾斜に負けて車道にむかって突進。
ドライバーからしたら、心臓に悪いことこの上ないんだけど、
歩道ユーザーは、腕力と体重とバランス力で制御できる人ばかりじゃないってことだ。
対処法(危険を避けるために)
最大の防御は、自分に合わない道を回避すること。
これに尽きる。
どうしても通らなきゃいけないときは、周囲に人が居る時間帯を狙って通ること。
あと、通らざるを得ないときって、
とにかく突っ切りたいものだけれども…焦って勢いづいて余計に危険ってこともある。
危険エリアほど、落ち着いて ゆっくり通ってほしい。
溝はまり系の場合、溝より大きい・太いタイヤ装備で回避率は上がるだろうけれど、
世の中には、大きな溝ってもんだあってだな…となったら、際限が無い。
この装備なら、どこでも完璧パーフェクトってわけにはいかんのだ。
そんなわけで、
苦手な道を無理に通ってケガする前に、
ケガしなくて済む装備やルートを調べておくコトは、逃げじゃない。
先手必勝ってやつだ。
移動したその先で、大切な用事が待っている。
そう思ったら、自信をもって通れて体力温存できるほうが良くないかい?